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本の音

本音・・・率直な本の感想。本ノート・・・本の記録として。

呪詛抜きダイエット/田房永子

評価:★★★★

この本を本屋で見つけて、買おうかどうかかなり迷ってしまった。
今まで何冊か田房永子さんのマンガを読んできて、もう大体の事は出尽くしたのかな・・・、似たような内容なんだろうな・・・と思いつつ・・・
田房永子さんのマンガは加藤諦三さんの本のように、しばらくすると何故か読みたくなる。
同じ悩みを抱えている私にとっては何となく中毒性のある本だと思う。

今回は自分の容姿・・・主にダイエットについて外側からだけでなく、心から改善して痩せた体験談を綴った内容。
読んでいて意外だったのは、以前読んだマンガに出てたゲシュタルト療法の際に、実は夫にキレる事よりも今回の食べるのをやめられない事の方が悩みだったということ。
第三者の私からすれば、警察を呼ぶほどの事態になった、夫にキレる方が深刻な気がするけど、それだけご本人にとって痩せること、食べるのがやめられない事は深刻な悩みだったんだな・・・と思った。

今回、田房さんは内面的な事に関してはヒプノ、ゲシュタルト療法、精神科・・・といった所で相談したり、ワークを受け、身体の方で言えば、ネットでお得なクーポンの使える様々なトレーニングやヨガ、エステに行っている。
自分を変えたいってただ思うだけでなくて、実際にこんなに行動するなんて・・・本当にすごいと思う。
その中では失敗に近いようなものもあるけど、それにもメゲずに色々試しているのが素晴らしい!
だから変われたんだなって思って尊敬した。

内面的な事に関してはやはり、母親だけでなく、母方の女性たちが関係していた。
その人たちは自分の内面にあるものを全く気付いてなくて、そのまま生きていってこの生涯を全うするんだろうな・・・と思う。
そういう人にこそ、人を傷つけないようにするために心のワークが必要だと思うのに。

今回、ヒプノのワークで、田房さんが足軽の姿を見たというのがユニークだな~と思った。
普通、扉というと、西洋風のものをイメージする人が多いと思うけど・・・。
私の中には全くないイメージなので、そういうイメージもあるんだな~と、何だか新鮮だった。
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ジャンル : アニメ・コミック
テーマ : 漫画

[ 2019/12/06 22:06 ] 生きるヒントをくれる本 | TB(-) | CM(0)

夏の騎士/百田尚樹

評価:★★★☆☆

主人公は小学生の頃の夏の思い出を回想する。
その頃、彼は仲の良い友達が2人いて、3人は秘密基地を作り、騎士団を結成する。
騎士団にはマドンナが必要。
という事で、クラス一番の憧れの的の美少女をマドンナに決めて、彼女からある課題を言い渡される。
それは模試で県で100番以内に入るというもの。
もともと、劣等生だった三人にはそれは無謀な課題だった。
彼らのクラスには嫌われ者の女の子がいた。
口が悪く、男のような風貌のその少女と三人はやがて仲良くなり、勉強を手伝ってもらう。
又、三人はその頃界隈で起きた小学生殺害事件の犯人をつきとめようと奮闘したり、イジメで選出された劇のダンスを懸命に練習する。
そんなひと夏の少年、少女の物語。

死体が出てくるという事で、「スタンド・バイ・ミー」を彷彿とさせる話。
殺人犯を真剣に探してみたり、勉強に、他の事にも励んで友情を育ててゆく。
それは大人になってはできない事で、今や小学生ですらこんな経験をする事はないかもしれない。
青春というにはまだ早いし、子供というにはちょっと色々知りすぎている。
そんな中途半端な年代の、限られた時期だけに経験できる話で、甘酸っぱい、レモンのような話だけど、それだけでなく、ちょっとしたスリル感も織り込まれている。
それも「スタンドバイミー」っぽかった。
薄い本だけに、まあ、ちょっとお手軽なストーリー展開と結末だな・・・と思ったけど、読みやすかった。

ジャンル : 本・雑誌
テーマ : 読んだ本

[ 2019/12/05 17:14 ] 百田尚樹 | TB(-) | CM(0)

冥界からの電話/佐藤愛子

評価:★★★☆☆

多分、実話を小説風に仕上げた本。
主人公は作者の知り合いの医師の男性。
主人公は講演会で講師として呼ばれた際に知り合った女子大生の少女と交流をもつようになる。
会った事はなく、電話だけの交流。
やがて、少女は事故で亡くなるも、その亡くなったはずの本人から電話がかかってくるようになる。
彼女はもう亡くなっていて肉体がないので電話がかけられない。
だから、彼女の兄の体を使って電話をしてくる。
その不思議な電話はずっと続いてー。

霊から電話がかかってくるというと、単純に恐いけれど、この話では電話をかけてくる少女が恨みをもって電話をかけてくるという感じでないし、少女の性格が純粋で清らか、という形容詞で語られているために恐いという感じはない。
電話を受ける側も、彼女が早く成仏する事を願いつつも、電話がないと淋しいという思いを抱いたりしている。

この本では死後の世界はこういうものだ、という風に語られているけど、私自身、まだ死んだ事がないので本当やらどうやら分からない。
何故、死後の世界はこうだ、と言い切れるのか分からない。
ただ、この本を読んでいて霊魂というのはあるのかもな・・とは思った。
それと波動が大事だというのは納得した。
人の悪口を言ったり、恨んだりという低い波動をもって神様にお願いしたりすると、却って悪いものを引き寄せてしまう、というのは恐いな・・・と思った。

ジャンル : 本・雑誌
テーマ : 読んだ本

[ 2019/12/02 22:14 ] 佐藤愛子 | TB(-) | CM(0)

まずは、あなたのコップを満たしましょう/玉置妙憂

評価:★★☆☆☆

この本自体は何も悪くないんだけど、どうにも読んでいてハッとくるような事が書かれているとか、強烈に印象にくる事が書かれているとか、自分に寄り添ってると感じるとか、そういうのはない本だった。
「なるほどね~」と読んで、読み終わったら内容を忘れているという感じの啓発本。

作者は看護士であり、僧侶であるらしい。
だから、看護士の目線で語っていたり、僧侶の目線で語ったりしている。
それが他の啓発本とは違う特徴と言えるかも。
例えば、ダンナさんをご自宅で看取られたとかで、その様子を看護士の目線、僧侶の目線、両面から語られていたり、延命としての点滴は体をむくませるだけで、死後、それは水になるとかいうのは看護士目線だし、死後の世界があるというのは僧侶の目線というように書かれている。

読んでいて、今の自分の心にフィットして、「そうだよなぁ~」と思ったのは次の一文。

お姑さんを恨んで心が安らかでない人を見て、作者が思ったこと。
『このような場合、お姑さんという「過去」に執着しないほうが賢明です。「今」の自分を大切にして、幸せで満たしていくことが何より大事なのですから。
一度起こってしまった不幸な出来事を、「なかったこと」にするなんて、誰にとっても難しいもの。でもじつは、「今」の自分の心を満たしていくことで、過去を修正できるのです。』

それに対する言葉遣いがとても素敵です。
『「今」の地点の糸をやさしくゆるめてあげればよいのです。そうすれば「今」生まれた余裕が「過去」にまで伝わり、そこでの緊張がだんだんとほぐれていくことでしょう』
ただ、今を生きよというよりも、糸という言葉を使うことで読んでる側にイメージさせるのが素敵だと思います。


ジャンル : 本・雑誌
テーマ : 読んだ本

[ 2019/11/28 15:47 ] 自己啓発本 | TB(-) | CM(0)

「大家さんと僕」と僕/矢部太郎

評価:☆☆☆☆

大失敗でした(>_<)
この本が悪いとかどうのとかいうのでなく、私、この本が有名な「大家さんと僕」というマンガだと思って読んだから。
これは、「大家さんと僕」と僕!
「と僕」がくっついてたんですね^^;
いつもの事だけど、ハリーポッターでは秘密の部屋から読むし、しっかり者のようでおっちょこちょいだな・・・と我ながら自分の事を思います。

このマンガ(?)の内容は作者の矢部さんが「大家さんと僕」というマンガで賞をとってどんな人と出会い、どんな体験をしたかという事が描かれた内容になっています。
だから、マンガよりも文章や写真がほとんどで、大元の「大家さんと僕」を読んでない私にはどうにもピンとこない。
読んでる人にはそれなりに楽しめる内容だろうとは思います。
裏話的な話や矢部さんのお父さんの事まで写真つきで紹介されているのでファンにはたまらない一冊かもしれません。

ただ、描き下ろし的なマンガがちょっとだけ載っていてそれはすごく良かった。
作者である矢部さんの人柄が伝わってくるし、絵が温かみがあっていいし、
それを読んで、「ああ、「大家さんと僕」読みたいな~」と思いました。

ジャンル : アニメ・コミック
テーマ : 漫画

[ 2019/11/28 15:30 ] 未分類 | TB(-) | CM(0)